骨の持たない柑橘ですが カルシウムが必要

20数年ぶりに石灰硫黄合剤を散布しました。

石灰硫黄合剤は昔から使われています。

倉庫にあった石灰硫黄合剤の容器、左から古いもの陶器(焼き物)

ガラス、ポリタンクここまでは、容器を回収して使いまわししていました。(エコでしたね)

今は、段ボール箱にキューピテナーが入っています。

石灰硫黄合剤は19世紀に開発された歴史があり、殺虫兼殺菌作用を有します。

有効主成分は多硫化カルシウム(CaS5、CaS4、CaS2など)で、多硫化態カルシウム27.5%(全硫化態硫黄 22.0%)の赤色透明な液体です。

今までは、水和イオウ剤を使っていましたがカルシウムとイオウが入っている石灰硫黄合剤を使いました。それは⇩

佐賀県果樹試験場にカルシウムの必要性、生理障害や浮皮になでCaが効くのかが書いてありました。

骨を持たない植物が体を支えていられるのは、細胞一つ一つが固い細胞壁に囲まれており、

さらにペクチン酸Ca という物質によって細胞どうしが粘着しているからです。

 

植物体内で接着剤のような役割を果たしているこのペクチン酸Ca は、文字通りCa を成分としていますので、

樹体内にCa が豊富であれば、細胞間の結合が強まり、体質が強化されるというわけです。

 

良いのはわかっていますが、果実が白くなるのが欠点です。

収穫まで2か月近くあるので大分とれてくれると思っています。

お届けする果実に白いものがついていても、カルシウムやイオウですので温泉の素ぐらいに思ってくださいませ。

 

健全な作物を栽培してお届けする(加工品原料も健全に育てる)と言うのが私共のモットーですので

年1作の中で柑橘類にとって良いことを試しながら実践しておりますので

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

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